日本的労働・雇用慣行によって排除される人々＠筒井淳也 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

『仕事と家族』（中公新書)を出されたばかりのイケメン社会学者こと筒井淳也さんが、労政時報の人事ポータルのジュンジュールに「日本的労働・雇用慣行によって排除される人々」を寄稿しています。 https://www.rosei.jp/jinjour/article.php?entry_no=66024 1980年代には、日本的な雇用や働き方、それを軸とした日本社会の在り方について否定的な言論が見いだされることは少なかっただろう。1970年代前半のニクソン・ショックやオイル・ショックに際し、日本経済は重化学工業からの方向転換によって見事に危機を乗り越え、比較的安定した成長を維持することができた。雇用の面では、内部労働市場を活用した頻繁な異動と女性の非労働力化・パート労働化により、企業は男性稼ぎ手の雇用を保障することができた。 同時期に政府は、いったんは拡充する姿勢を見せてきた社会保障を「企業と家族

[ytn]

日本における企業福祉社会と男性稼ぎ手モデルのヘゲモニー確立期として常識だと思ってたよ

[ja_bra_af_cu]

"[70年代初頭]以前の時期が政府をはじめ一応全てのアクターが西欧型の労働市場を目指し、西欧型の福祉国家を目指していた時代であった[...]意外にきちんと認識されていないままになっている"

[contractio]

「近代批判」の功罪ですなぁ。（いや、功はなんだろ。

[sarutoru]

“１９６８年「革命」が日本的システム礼賛の源流であるというのは意外に聞こえるかも知れませんが、”

[yu-koba]

“大平内閣時1979年の「日本型福祉社会」への転換である。これにより、1980年代から日本は西欧型の政府主導の「福祉国家」を目指さなくなった。”

[mekurayanagi]

“大平内閣時1979年の「日本型福祉社会」への転換である。これにより、1980年代から日本は西欧型の政府主導の「福祉国家」を目指さなくなった”

[daybeforeyesterday]

うーむ

[hahnela03]

日本が光り輝いた時期に性別分業が強化されたことが、仕事と家庭の両立を促す度重なる政策介入にもかかわらず共働き社会化が日本で進まなかった大きな要因であるといえる。・・・・・