民間企業による図書館の運営で誰も泣かないようにできないのか？ - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―

本日、以前書いた記事“「『民間企業は図書館の運営には向かない』論のウソ」を読んで”に、大学図書館で委託で働く立場の方から長文のコメントをいただきました。 その中で、委託で働くことの難しさの一つとして、「元々直営側の立場だった相手からの引継の悪さ」の問題が挙げられていました。 詳しくは当該記事のコメント欄をお読みいただきたいと思いますが、そちらに書いたことから派生して、 「どうして、図書館の業務委託あるいは指定管理でこんな風に誰か泣かなきゃならないの？」 としばし考え込んでしまったわけです。 と言うことで、思う所を書き連ねてみました。とは言え、きちんとした文章にまとめる程考えがまとまっていない上、軽く腰痛が悪化しているので、取りあえず箇条書きです。 大体、図書館業務について、業務委託・指定管理の歴史が浅い。 自分の所属機関、ひいては自分の働く図書館以外を知らない職員が、直営以外で管理する事、

[lib110ka]

だいたい問題点は押さえられてるかな。民間業者になったあとの引き継ぎは、仕様書にきちんと書かれていれば何とかなるはずなのだけど。

[hatekupo]

かつて委託にあとを託した者として心苦しい限りです。/個人情報とか契約開始とかいろいろ理由があって、次走者にバトン渡せるタイミングがとれないんですよ。弁解かもしれないけど…

[kitone]

「引継の悪さ」という表現からベンダロックインを連想……。／腰、お大事にです。

[min2-fly]

総じて「アウトソーシング」と呼びうる代物に至っていない業界。まあどこかに至っている業界があるのかは・・・

[machida77]

これについては色々と経験している。受託会社から他の会社への引継ぎでも問題は起きている。いずれ書きたい。

[fmht7]

直営→民営移行時の問題点など/「司書の職能団体である日図協」