
エントリーの編集

エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
“仙人”熊谷守一のアートは、絵筆を持つ前の観察力から生まれた | 文春オンライン
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています

- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
“仙人”熊谷守一のアートは、絵筆を持つ前の観察力から生まれた | 文春オンライン
かたちも色も、かくも削ぎ落としてシンプルにできるものなのか。画面の中にあるのは、ほんのわずかな線... かたちも色も、かくも削ぎ落としてシンプルにできるものなのか。画面の中にあるのは、ほんのわずかな線と色彩だけ。それなのに一見して「ああ、アリだ」「ネコだ」「カメだ」「こっちは堂々たる山だ」と、どの絵を観てもしみじみ納得させられてしまう。 どの作品からも、描かれた事物への作者の情愛がそこはかとなく漂い出ているのも強く感じ取れる。それで観る側も会場にいるあいだずっと、知らず微笑みを湛えてしまっていたりする。 どこまでも幸せな気分に浸れる展示が、東京国立近代美術館で開催中。「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」。 熊谷守一 《猫》 1965年 愛知県美術館 木村定三コレクション アリの歩き出し方がわかるほど、観察を続けた 花や虫、猫、たまには風景などを、極限まで単純化した形態にして描く。それが熊谷守一(1880~1977)の最もよく知られた画風だ。ほとんど抽象画かと思うほどに要素を最小限まで切り