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米国はカネと暴力と虚栄心だけ | エマニュエル・トッド | 文藝春秋PLUS
伊藤 今日はトッドさんと対談でき、大変光栄です。2002年刊の『帝国以後』で、トッドさんは米国の覇権... 伊藤 今日はトッドさんと対談でき、大変光栄です。2002年刊の『帝国以後』で、トッドさんは米国の覇権主義の危険性を世界に警告しましたが、その後の事態はまさにその警告通りに進んでいます。私はずっとトッドさんの愛読者でした。 トッドさんの持論である「日本の核保有論」にも大賛成です。そして本日は、「アメリカ文明論」についてもぜひ議論したい。 トッドさんは『西洋の敗北』で、米国エリート層の「ナルシシズム」と「ニヒリズム」を指摘しています。私はワシントンで30年以上、米国政治を観察してきましたが、まさに図星です。最近の米国エリート層は、道徳規範の基盤を失ってカネとパワーの獲得に狂騒し、内政でも外交でも、落ち着いた政策を実行する思考力を失っています。 この「アメリカ文明の精神病」は、一過性のものではなく、トランプ後も続くでしょう。しかしより問題なのは、そうした米国に盲目的に追随してきた日本です。今後も




2026/05/08 リンク