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『熱闘甲子園』が“宿舎の取材”を大事にする理由とは? 毎晩生放送『報ステ』も兼務するヒロド歩美アナ(31歳)の忙しすぎる夏(沢井史)
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『熱闘甲子園』が“宿舎の取材”を大事にする理由とは? 毎晩生放送『報ステ』も兼務するヒロド歩美アナ(31歳)の忙しすぎる夏(沢井史)
2020年、世界を恐怖のどん底につき落としたウイルスは、“球児たちの夢”までも奪っていった。 センバツは... 2020年、世界を恐怖のどん底につき落としたウイルスは、“球児たちの夢”までも奪っていった。 センバツはもちろん、夏の甲子園も新型コロナウイルス感染拡大の影響で戦後初の中止が発表。目標に向かって挑戦する権利すらもなくなった球児たちの涙は、観ている側の胸を締めつけた。制限のある中で高校野球の取材を続けていたヒロド歩美アナウンサーも、そんな姿を目の当たりにした一人だ。 「美談にしてはいけないけれど、甲子園でも地方大会でも、夏が終わった時の涙は美しいと思うんです。すべてを出し切っているから。でも、報われない涙って本当につらいんです。だからと言って、こっちが高校生たちに対して『つらいよね』『悲しいよね』と決めつけることでもない。感情をひとつに定めることが難しい2020年でした」 球児の思いを受け取った「手紙」