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チキンレースの様相 食品小売の放射能対策
*前篇はこちら 行政の取り組みだけでは不十分として、独自の対応を取る事業者も増えてきている。その対... *前篇はこちら 行政の取り組みだけでは不十分として、独自の対応を取る事業者も増えてきている。その対応とは、主に自主検査の実施と暫定規制値より厳しい独自基準の設定である。どちらか片方だけではなく、両方を組み合わせて実施している事業者もある。 そうした取り組みが行政の検査の網目を潜り抜けた食品を発見した例もある。6月には食品宅配事業者の「らでぃっしゅぼーや」の自主検査により、静岡産のお茶に暫定規制値を超えるセシウムが含まれることが判明した。このことによって、各地でお茶に対する対応が進んだ(但し、乾燥品であるお茶に対して暫定規制値をそのまま当てはめて対応したことについては疑問も残る)。らでぃっしゅぼーや、イオンなど自主検査の検査結果をHPでも公表している事業者もあり、検査データを補完している例と言えるだろう。 しかし、自主検査を行っている事業者がすべて検査結果を公開している訳ではない。例えばコー
2011/12/13 リンク