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移民への不安は英国のEU脱退の理由にならない:JBpress(日本ビジネスプレス)
英国が人の移動の自由という欧州連合(EU)の原則を理由にEUから脱退することは筋が通るのか? 答えは... 英国が人の移動の自由という欧州連合(EU)の原則を理由にEUから脱退することは筋が通るのか? 答えは「ノー」だ。 確かに、英国のEU加盟が大きな問題であるように、移民も大きな問題である。だが、移民問題がEU加盟の議論を左右することがあってはならない。そうするには、どちらも重要すぎる問題だ。 だが、英国のデビッド・キャメロン首相は他のEU加盟国との議論で、ますます自身を窮地に追い込んでいる。 これはもっぱら、選挙での英国独立党(UKIP)の成功に対する与党・保守党のヒステリーの結果だ。また、キャメロン氏率いる保守党内に、EUから脱退するための口実なら何でも歓迎する派閥が存在するためでもある。 移動の自由の適用免除求めるキャメロン首相、このままでは「Brexit」か この入り混じる不安と敵意がキャメロン氏を、EU創設の基盤となった条約の移動の自由の原則の適用免除を求めるという、確保できる見込み
2014/12/01 リンク