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唐草銀河:蒼 4
Back Index Next たしかに、エリス姫と結婚できないことは以前にも覚悟した。 二十歳のとき、この方は皇... Back Index Next たしかに、エリス姫と結婚できないことは以前にも覚悟した。 二十歳のとき、この方は皇帝陛下の寵姫になるために帝都にいくのだと諦めていた。だから、彼女を困らせてはならないと自制した。 あの頃、この方は私を恋人だといってくれた。けれどそれは、ふたりだけの密かな睦言であって、誰かに知られてよいものではなかった。 それに、まだ幼かったこの方が、恋とはなんであるか知っているとは思えなかった。 図抜けて聡明な少女ではあったし、気持ちを疑っていたわけではない。それでも、私を好きだという少女らしい淡い気持ちを大事にするよりは、皇帝陛下をお慕いしたほうが正しいように思えた。 私と同じほども、この方が私を求めてくださっているとは到底おもえなかった。 そして、そのほうがきっと、この方は幸せになれると私は考えていた。 とはいえ、私はずいぶんと苦しんだ。私を忘れないで欲しいと願う気持ち
2012/09/14 リンク