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思想・文化問題としての捕鯨・イルカ漁問題
石川 公彌子 日本学術振興会特別研究員 博士(法学) 思想と文化からの新しい視点 捕鯨やイルカ漁をめ... 石川 公彌子 日本学術振興会特別研究員 博士(法学) 思想と文化からの新しい視点 捕鯨やイルカ漁をめぐる騒動が続いている。和歌山県太地町のイルカ漁を批判的に描写した「ザ・コーヴ」(The Cove)が第82回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したのは、記憶に新しい。 2014年1月にキャロライン・ケネディ駐日アメリカ大使(@CarolineKennedy)が「米国政府はイルカの追い込み漁に反対します。イルカが殺される追い込み漁の非人道性について深く懸念しています」とツイッターに投稿したことで、再び関心が高まった。また捕鯨に関しても、2月2日のシー・シェパードによるもののように(日経記事)、日本の調査捕鯨のたびに妨害が繰り返されている。 これらに対する日本側の反論としては、池田信夫氏の「ケネディ駐日大使の自民族中心主義」が典型的なものであり、本稿の結論もまた池田氏の主張とほぼ同様で
2014/02/18 リンク