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IPCC報告の論点㊲:これは酷い。海面の自然変動を隠蔽
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GEPRRough sea at the coastline. Big waves breaking on cliffs. Waves crashing on rocks from ocean ... GEPRRough sea at the coastline. Big waves breaking on cliffs. Waves crashing on rocks from ocean storm 米国オバマ政権の科学次官を務めたスティーブ・クーニンの講演(ビデオ、講演録)での指摘を紹介しよう。 ビデオだと16:26付近である: 画面右下にあるが、2013年の第5次報告(AR5)では、「1920年から1950年の間にも1993年から2010年までと同様な速い海面上昇があった」、となっている。 しかし、今般2021年の第6次報告(AR6)では、右上のFigure SPM.8(注:SPMとは政策決定者向け要約の意味)を見ても、このことは判然としない。それどころか、画面左上にあるSPM の文を見ると、 1901年から1971年は年間1.3ミリ(誤差範囲は0.6から2.1ミリ) 1971年