『今一度（６）』

情動の心の機能として。 接近系と回避系があります。その接近系と、その後からの接近系があると 後から来た接近系の効果は弱まります。回避系の後の回避系は 相乗効果があります。この相乗効果により、弱い回避系を繰り返し経験することで、だんだん強い回避系になります。 多分、多くの人は接近系の慣について知っているでしょうけれど、回避系の相乗効果について知っている人は、ほとんどいらっしゃいません。 また接近系と回避系との間には、相殺作用があるために、回避系のつらさを打ち消すには接近系楽しさを与えてあげる必要があります。 不登校とは学校での辛さを繰り返し経験することで、当人も、周囲の大人も気づかないうちに、学校が 死ぬほどつらい場所になってしまった場合です。 その応の仕方をトラウマといいます。 情動の心の機能として本能があります。接近系の本能として、母親を大好きだ。 同年代の子供を求める。 新しいことを求