あるミニマリストの終焉

私は10年前までミニマリストだった。 当時はミニマリストはもちろん断捨離という言葉もなかったが、私がやっていたことはミニマリストだった。 昔からそういうタイプだったわけではない。普通に"もったいない"、"なにかに使えるかも"とためておくタイプだった。 物を所有することに意味を感じなくなった理由ははっきりしている。高校生の時に家が火事になって燃えてしまったのだ。 幸いにも家族は全員無事だったが、大事なモノや思い出の物は全部なくなった。私の漫画のコレクションや、中学校の卒業アルバム、おねだりして買ってもらったPentiumの30万円のパソコン。 "これがなかったら生きていけない"と思っていたものがすべてなくなった。 しかし悲しかったのは1週間ぐらいで、実際にはそれらのものが無くなっても全然困らなかった。まあそんなものなのだあると思うから、もったいないが。なくて本当に困るものなんてそうそうない。

[simtam]

子どものためのミニマリズムを発明すればいいのでは

[chuunenh]

「自己中心的に生きられる状態の人しかミニマリストという生き方は選べない。子供がいてもそうだし、介護する人がいてもそうだ。要するにファッションというか一時的なものなのだ。」つまり若者文化なんだと思う。

[Terlikowska]

仰るとおり／まあ、じきに「結婚できない人のことも考えて」「子供ができない人に対する配慮がない」等のトラバ、ブコメで賑わうことでしょう。

[nownoatosaki]

”ミニマリストに対する批判はここにあるのではないかと思う”　他人の生活と比べる必要なし。それができない理由を子供がいるせいにしているだけですよ。家族がいても、実践している人はたくさんいますよ

[sukekyo]

美しい文章。「自己中心的に生きられる状態の人しかミニマリストという生き方は選べない。」

[lispmemo]

「ミニマリストだね ああいくつかの場面 ああうまく言えないけれど 嫌なやつだよ」という替え歌を考えついたのでそんな人を見かけた時には心の中で歌うことにする