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本連載の前回記事で、便秘薬の酸化マグネシウム製剤による副作用に関する報道記事の話題を取り上げまし... 本連載の前回記事で、便秘薬の酸化マグネシウム製剤による副作用に関する報道記事の話題を取り上げました。その記事の多くが、分数でいう分子に当たる副作用が起きた人数のみに焦点を当てていました。しかし、副作用が1年間当たりに発生する確率を計算してみると、約0.000003%であることがわかりました。 このように、医療・健康情報を正確に読み解くには、確率に注目することが大切です。今日の医学教育の基礎を築いたサー・ウイリアム・オスラー(Sir William Osler,1849-1919)も、「Medicine is a science of uncertainty and an art of probability.(医学は不確実性の科学であり、確率のアートである)」と述べています。 医学には不確実性が伴います。 簡単に言い換えると、「すべての医療行為はグレーゾーン」あるいは「100%の効果があっ
2016/01/05 リンク