「聖戦完遂」を叫んだ東條英機……敗戦後に見せた「躊躇なく『私』を選ぶ精神性」 | 文春オンライン

戦時下の首相であり、陸相である東條英機は、「太平洋戦争に勝つ」ことと、「敗戦」という事態をどのように受け止めていたのか。日本経済新聞がスクープした、昭和20（1945）年8月10日から14日に書かれた東條の手記にはこうある。 然（しか）るに事志と違ひ四年後の今日国際情勢は危急に立つに至りたりと雖尚（いえどもな）ほ相当の実力を保持しながら遂に其（そ）の実力を十二分に発揮するに至らず、もろくも敵の脅威に脅（おび）へ簡単に手を挙ぐるに至るが如き国政指導者及国民の無気魂なりとは夢想だもせざりし処之（これ）に基礎を置きて戦争指導に当りたる不明は開戦当時の責任者として深く其の責を感ずる処、上御一人に対し又国民に対し申訳なき限り…… （半藤一利、保阪正康、井上亮『「東京裁判」を読む』） 日本の軍事指導者たちの戦中・戦後の態度、敗戦の理由について、作家・保阪正康さんの著書『昭和史七つの謎と七大事件 戦争、

[islecape]

若い新聞記者に「東條と同房の収監者の証言」などという偽の情報提供をする者がいたというエピソードあり。「東條をなんとしても戦時指導者として相応の人物だったとする神話づくりが、その擁護派から流されている」

[osaan]

今更デマを流してまで東條を持ち上げようとする心性は、ちょっと権力者の似顔を描いただけで「一生懸命やってる人を批判するなー」という気持ち悪さに、真っ直ぐつながっている。

[cider_kondo]

連載第4回。だいたい全編容赦なく斬ってるが、最後の『東條神話をでっち上げようとする人々』を読むとそれが必要だと分かる。前回の『大西1人にその責を負わせようとして、戦後の神話ができあがった』と通じる問題か

[daishi_n]

20年前の東条英機の映画は津川雅彦も騙されたまま死んだわけか。まぁ、国粋主義者なんだから騙されたまま死んだのである意味良かったのかもな

[haruhiwai18]

"マッカーサーは、東條を特別室に収容したというエピソードを作ろうとしていることがうかがえる。東條をなんとしても戦時指導者として相応の人物だったとする神話づくりが、その擁護派から流され"　→プロパガンダ

[nakakzs]

インパールや牟田口を（なんとか）評価しようとしている人さえネットにはいるからね。見た限りでは全くその人甚大被害の理由になってなくて理想というか空想の評価に終始してるが。

[paravola]

（ゼレンスキー）国民の「報復」に怯えていた東條／ライフに掲載された、逆さ吊りのムッソリーニの写真を見て東條は異様なほど脅え、家族を全員別の場所に移し、娘たちの戸籍を変えようとした ＞id:entry:4731654236271417956

[urashimasan]

東條英機”もろくも敵の脅威に脅へ簡単に手を挙ぐるに至るが如き国政指導者及国民の無気魂なり”

[kori3110]

最後の段のデマの話に心底震える

[nuryouguda]

僕の祖父も戦争犯罪を逃れて戸籍を変えて戦後は公安を勤め上げて細川内閣で叙勲された。卑怯に生き延びた老人連中や僕みたいな子孫が戦時中と継続している糞みたいな戦後を作ったのさ。今も国の底に隠れている

[kitaryu]

東條英機

[sdkfz]

一ノ瀬先生の本の宣伝かなと思たったら、別の出版社の本の宣伝だった