「アジアのなかの琉球王国」高良 倉吉 著

琉球史の第一人者高良倉吉氏が、東シナ海の中継貿易で栄えた琉球王国の姿を、琉球王国誕生前の三国鼎立時代から十六世紀末にかけての時期を中心に描いた一冊。 この時代の琉球史・琉球外交史については大まかなところを以前「琉球王国の興隆と衰退を中心に十六世紀東アジア貿易と島津-琉球外交略史」で書いたので、そのあたりの歴史については割愛して、特に当時の東シナ海沿岸諸国と琉球の密接な関係を表すエピソードを少し紹介してみる。 十五世紀の琉球が馬の産地で、明国の対モンゴル遠征で大量に馬が輸出され、その協力への報酬として、海禁政策によって海外に出られない明人に代わり、琉球が独占的に中継貿易を行うことが出来たことは本書を参考として別記事でも紹介したが、そのような冊封体制下で、琉球は明国と非常に密接な交流があった。 その代表的な例が「唐営」という華人の共同体の存在である。当時、琉球に限らず、海禁政策によって故国に帰

[gryphon]

「琉球王国は非武装の平和国家」俗説は、知事すら吹聴していたそうで。ま、江戸しぐさ的な何か　【参照】⇒週刊オブイェクト（08年10月30日） http://obiekt.seesaa.net/article/108841999.html

[mventura]

琉球王国非武装論に関して、幕末の琉球の”平穏無事外交”を描く「琉球王国衰亡史」（平凡社）が面白いです。良くも悪くも大国に挟まれた小国の知恵だと思います。

[quassia88]

琉球史の第一人者高良倉吉氏が、東シナ海の中継貿易で栄えた琉球王国の姿を、琉球王国誕生前の三国鼎立時代から十六世紀末にかけての時期を中心に描いた一冊。 アジアのなかの琉球王国 (歴史文化ライブラリー) posted wit

[daybeforeyesterday]

うーむ

[morutan]

当時の経済の中継点としての琉球のアウトラインとして

[frothmouth]

北斗琉球拳！

[kousyou]

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