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内燃機関超基礎講座 | EV用モーターは非常識? その理由と構造を考える|Motor-FanTECH[モーターファンテック]
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内燃機関超基礎講座 | EV用モーターは非常識? その理由と構造を考える|Motor-FanTECH[モーターファンテック]
(ILLUST:熊谷敏直) エンジンに対して圧倒的に部品点数が少ないモーター。その少ない部品群はどのよう... (ILLUST:熊谷敏直) エンジンに対して圧倒的に部品点数が少ないモーター。その少ない部品群はどのようにつくられているのだろうか。モーターの構造をあらためて考えてみる。 TEXT:牧野茂雄(Shigeo MAKINO) すべての写真を 見る 2009年は「電動車両元年」だった。燃焼という化学反応で機械エネルギー(回転力)を得るのが内燃機関だが、モーターは電気エネルギーを直接、機械エネルギーに変換する。EV(電気自動車)用のモーターで言えば、ケース側に固定されたステーターに電気が流れ、それを回転体であるローターが回転エネルギーとして受け取る。 モーターの回転を、ごく短い時間に区切って見ると、電流が流されるステーター側はつねに磁力の向きが入れ替わっている。ローター側は「引き寄せられ」たのちに「離れ」、ふたたび「引き寄せられる」という動作を繰り返す。回転運動を得るにはこの方法が適しているためだ