NOのメリット | 特別インタビュー ルイス・Ｊ・イグナロ博士に聞く| 血流改善と強くしなやかな血管へ シトルリン研究会

2011.12.10 NOのメリット 2011.12.11 大発見までの道のり 2011.12.12 血管内で起こっていることの解明 2011.12.13 NOがもたらす健康 2011.12.14 健康維持の秘訣 2011.12.15 研究者に伝えたいこと NO(一酸化窒素)といえば、自動車の排気ガスなどに含まれ、スモッグや酸性雨といった大気汚染を引き起こす原因物質のひとつとして以前から知られてきました。ところが、実はこのNOが、人間の体内では血管を拡張させて、血流を調整する手助けまでしていることが今では明らかになっています。画期的な研究を成し遂げたのは、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLA）医学部薬理学教授のルイス・J・イグナロ博士。1998年ノーベル医学・生理学賞の受賞者です。世界的に有名な治療薬バイアグラも博士の研究を元に開発されたものですが、NOが持つさまざまな可能性のほ