ある個人事業主の死 - Everything you've ever Dreamed

現在事業展開していないエリアへの進出が決まり、出張が続いている。連日の新幹線移動で腰がきっつー。そこで羽根を伸ばすというか腰を伸ばしたくなり、息抜きも兼ねて、空いた時間を使って前職でお世話になった方に会いに行った。２年ぶり、完全なアポなしである。その方は個人で経営しているいわゆる個人事業主の「厨房屋」、厨房機器業者で僕の知るかぎりどの業者よりもサービスが良かったので重宝していたのだ。気がかりは、前の会社を辞める前年に取り引きを停止してから付き合いがなくなっていたので彼の現状を知らないことであった。店はシャッターが下りていた。隣の商店の人に聞いたら昨年彼は亡くなって、一緒に店をやっていた奥様は子供と暮らすために引っ越したらしい。結果的に彼に引導を渡したのは僕である。そのときすでに70才をこえていた彼を僕が追い詰めたのは間違いない。 十年ほど前のことだ。その時点で厨房屋の彼との取引は数年続いて

[Delete_All]

ブログ書いた。「しょうがない」のひとことで済ませられない、やりきれなさについて。世の中の末端ではこういうことが結構起こっているような気がするよ…。

[fhvbwx]

年金が出る年代の個人事業主はダンピングに走りがちなので社会全体の厚生という観点では切るべき/話が長い（＝サービスがよい）、入院リスクを考えるとバックマージン、手書き請求書あたりを除いてもつらい

[atoh]

汚い手書きの書類で数字の読み間違いとか多発してたのかな。

[muryan_tap3]

こういったことを書き表すのに30分もかからないとか、なかなか出来る人は少ないのでは。書く前に大体頭のなかに出来ているのだろうし、ずっとブログにかいてきた積み重ねの結果なんだろうけれども。

[gmochein]

今でこそ因襲を打破しろ改善だ改良だと息巻く自分も、そのうち時流に取り残されて生き残れなかった人になってしまうのかもしれないと思って辛い

[notio]

地元メインの仕事をしている人なんかはかなりその辺り気をつけると言っていたなぁ。自治会なんかでもよくあるのはその辺りの機微の問題だとか結構起こったりするんだよなぁ……。

[waraw]

つらい。大企業と個人事業主では意思決定のメカニズムがまるで違うから担当者同士ではお互い望まないけど避けられない事態が往々にしておこる。

[greenstation]

その当時すでに70歳を超えていたのなら、引退してもおかしくない時期ではないだろうか。取引が切れたのは、事業を畳むキッカケに過ぎなかったのかも知れない。

[wdoomer]

請求書はすべてインフォマート使ってください、ぐらいなら分かるけど。そういうものなのかね。

[houjinhoken]

個人事業主はこわい・・

[masterq]

"７０才を越えた個人事業主のおっさんにパソコンを使えというのは死刑宣告に等しいときがある"

[matsuD]

なんで手書きだとダメなの？

[neofreudian]

人の生き死には、誰がどうとできるモノではない。と私は信じています。もっと早く会いに行けば…という気持ちは分かる。が、彼の生き方、死に方にフミコさんが自責の念を感じることは全くない。と私は思う。

[kun-maa]

“そう、使い勝手のいい道具だったのだ、僕にとって彼は”

[gundamoon]

切られた側も切った側も両方経験しています。けっこう時間が経つとそろそろいいかな...と連絡をとりたくなるも色々なプライドというか感情が邪魔して中々電話出来ないものが...

[REV]

「経理サイドからの要求で、手書きの請求書の業者は改善、それが出来なければ取引停止」

[sennich]

つらい。こういうバックマージンは…