日本の特攻はアメリカの映画や本ではどう描かれているのですか？ - 日本の特攻はアメリカの映画や本ではどう描かれているのですか？ - Yahoo!知恵袋

ノーマン・メイラーの『裸者と死者』があの戦争を描いた最高の小説だと思う。 架空の無人島で日本軍と死闘するアメリカ軍を描いた力作だが、 この小説のいいところは、正義を振りかざすような真似をせずに、 戦争を「日米五分五分の帝国主義闘争」として捉え、 どちらもぜんぜん美化しないで描かれてること。 それで物語の中で、 夜襲をかけて戦死した日本兵が持ってた日記を、 ワカラという日系の米軍兵が目を通すのだが。 意外にも、「我、至高の存在たる天皇を信じず」という意味のことが書かれてる。 メイラー先生、 ちゃんとわかってるんですなあ。 今のウヨ厨どもは特攻隊を美化しようと必死だが、 見通す目をもった人の前では、 「英霊」どころか無駄死にした者でしかない。 ちなみに、ノーマン・メイラーは太平洋戦線での従軍体験者。 『裸者と死者』は終戦からわずか三年後、彼が二十代半ばの頃に発表した天才的作品だ。 ウヨ厨どもに