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コロナ対応で国と自治体がいつももめるのには、理由がある
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コロナ対応で国と自治体がいつももめるのには、理由がある
1963年広島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修了(学術博士)。金沢大学法学類... 1963年広島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修了(学術博士)。金沢大学法学類教授。専門は政治・法思想史、ドイツ思想史、ドイツ文学。著者に『今こそアーレントを読み直す』(講談社)『集中講義!日本の現代思想』(NHK出版)『カール・シュミット入門講義』(作品社)など。 政策・マーケットラボ 日々起きている政治・マクロ経済・マーケットの動きを、専門家の執筆陣が鋭く分析する。投資や事業運営の方針を立てる上で役立つ「深い知見」を身に付けよう。 バックナンバー一覧 GoToトラベル「停止」 責任押し付け合って混乱 新型コロナウイルスの感染第3波の拡大で、政府はGoToトラベル事業について、東京、大阪などを除外し、年末年始には全面停止することを決めた。 この間の混乱は、事業を正式に停止すべきか、利用自粛の呼びかけにとどめるべきかなどで、国と地方自治体、特に東京都とで綱引きが展開さ