まともな金融政策を行えば名目成長率4％は可能だ

前回の本コラムで、税収弾性値とＧＤＰデフレータをまともにするだけで、2020年でほぼ、2021年には完全に財政再建はできてしまうことを示した。 それに対して、筆者が試算で示した“名目経済成長率（4％程度）が楽観的過ぎる”という批判があるようだ。その理由として、“過去の成長率から見て、名目4％の成長率は持続できない”ということらしい。 その反論は間違っている。一言で言えば、過去の1995年以降の日本経済はまさしくデフレであり、その愚を繰り返すなら成長はできないが、きちんとした金融政策であればまともな成長ができるからだ。 デフレだと実質金利が高止まりして設備投資が十分に行われず、円高になってきちんとした外需が獲得できず、その結果、まともな経済成長ができなくなる。 金融政策がマクロ経済に対する影響は下図のようになる。岩田規久男・日銀副総裁や筆者らは十数年前からこのメカニズムを主張している。安倍政

[equilibrista]

お金の量どこいったの RT @YoichiTakahashi まともな金融政策を行えば名目成長率4％は可能だ｜高橋洋一の俗論を撃つ！｜ダイヤモンド・オンライン @dol_editorsさんから

[chintaro3]

名目の話なので、ゼロ金利のまま年４％のインフレが実現すれば、年間４０兆円相当の国債価値減少に相当。消費税の税収総額の2倍以上の効果。その損失をもろにかぶる金融系が黙って従う訳が無い。

[perfectspell]

急激な円安のコストプッシュインフレは 以前ほどじゃないだろうから半分だけマトモになったかもだが、無意味な国債のバカ買いがどう転ぶかだよな。せめて成長率は1%超えて欲しい(原油下落ボーナスで大丈夫と信じたい

[maturi]

　　直線番長のグラフにほっこりする

[daybeforeyesterday]

うーむ

[tdam]

デフレからインフレへの移行期に年率4%の実質＆名目成長が可能でも、それ以降の巡航速度として名目4％目標も実質+2%は厳しそう。我が国は年率-1％ほどの労働人口制約つきだし、実質+1%・インフレ3%の内訳になるのでは。