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第3回 グローバル・スタンダード 夢の多文化主義 | 明解PISA大事典(北川 達夫) | 三省堂 ことばのコラム
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第3回 グローバル・スタンダード 夢の多文化主義 | 明解PISA大事典(北川 達夫) | 三省堂 ことばのコラム
PISAの読解力は多文化主義をとっている。いろいろな国からいろいろな文化を反映した問題を募集して採用... PISAの読解力は多文化主義をとっている。いろいろな国からいろいろな文化を反映した問題を募集して採用しているのだという。 多文化主義。いい響きだ。さまざまな文化が平等な立場で共存できるような感じ。かくして世界平和が達成される――ような気さえする。 読解力は言葉が勝負。多文化主義とくれば多言語主義といきたいところだが、そうは問屋がおろさない。いろいろな文化を反映しているのはいいが、それがいろいろな言葉で書かれていたら、いろいろな国の子どもが受ける国際テストとして成り立たないからだ。 PISAの言語に関して、「調査問題の国際標準版は英語及びフランス語で用意され」ているという(1)。英語表記とフランス語表記の問題を正文とし、それを各国語に翻訳して使うのである。多文化主義だが二言語主義なのだ。 これがどういう状況かというと、たとえば日本文学を素材として日本語で問題提案したとしよう。提案された問題は