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追い詰められる「イクメン」たち 給与は新入社員並み、立ち話もNG…“宿命”の裏にある苦悩とは? | AERA dot. (アエラドット)
自身のキャリア形成が不安とつづる男性のメール (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 「平成」... 自身のキャリア形成が不安とつづる男性のメール (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 「平成」から「令和」へと改元した2019年も、もうすぐ終わる。朝日新聞取材班が出版した『平成家族 理想と現実の狭間で揺れる人たち』(朝日新聞出版)には、昭和の慣習・制度と新たな価値観の狭間でもがく家族の姿が描かれている。平成になって共働きが当たり前となり、男性・女性問わず、積極的な育児参加が欠かせなくなった。「イクメン」「女性活躍」が推奨される一方で、「男が家計を担う」とする旧態依然の意識も根強い。「令和」になっても引き継がれる、家族をめぐる課題。その一端を本書から紹介する。(肩書・年齢は取材時のものです) * * * ■娘のため定時退勤宣言した31歳会社員 東京都国分寺市に住む会社員の男性(31)は2015年の10月、職場にこう宣言した。 「保育園のお迎えがあるので、これから毎日定時で帰ります!
2019/12/30 リンク