10分でわかる「電子書籍の現在」 - 琥珀色の戯言

昨日の「本の尊厳をこんなに傷つけられる世の中になるなんて」にはさまざまな反応をいただきました。 そんななかで、ネット上で「電子書籍推し」をしている人たちは、あまり電子書籍の現状に対する知識を持っていないのではないか、と僕は感じたのです。 そこで、これまで、さまざまな人が書いてきた「電子書籍に関する本」を読んできたこともあり、僕なりに、簡単に「電子書籍の現在」をまとめてみます。 2010年4月25日のエントリから。 まずは、アメリカの電子書籍の現状です。 電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書) 作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2010/04/15メディア: 新書購入: 38人 クリック: 1,111回この商品を含むブログ (213件) を見る 内容（「BOOK」データベースより） 『2011年 新聞・テレビ消滅』!?では、本はどうなる!?キンド

[taro-r]

高度なリッチコンテンツの電子書籍とノベルゲームはどこが違うんだろう?

[lakehill]

いいまとめ。

[kaerudayo]

ま、大規模に本をスキャンして電子化して、ネットに流して、これで困るだろと迫って、電子化を進ませたところで……って話だな。

[ks1234_1234]

「売れているのは、「携帯電話のエロ系コンテンツ」だけ。」　あれ、ケータイコミックは?

[machicolony]

結局日本の本の流通システムがよく出来過ぎているのかなーと思った。悪いことではないんだけど。

[hidematu]

「ワンピース」を電子書籍化すれば売れる。売れそうな本ほど電子書籍化されないのは、なぜなんだろう。

[SasakiTakahiro]

これからは、「紙の本と電子書籍を読む人」と「本を読まない人」に分かれるだけではないかと。

[kennyssk]

利益うんぬんの話もあるが、日本では紙の本のシステムを練り上げすぎて外国に比べたら利便性や合理性が極めて高いので電子書籍へ移行するモチベーションが低いのではないかとも思う。

[suzu_hiro_8823]

結局の処、「それまでの（紙の本としての）常識が通用しない」という点ですったもんだ起こしてるんだよね。確かに電子書籍にしたとしても中身の質が変わるわけでもなし（そこは作家サンの技量ということで）