負け戦をさらけ出したプーチンが「航空宇宙軍総司令官」を特別軍事作戦の総司令官に任命した恐ろしい意味（鈴木 衛士） @gendai_biz

負け戦をさらけ出したロシアと「アルマゲドン将軍」 ロシアのショイグ国防相は、10月8日、ウクライナでの軍事作戦を統括する「特別軍事作戦」の統合司令官として、航空宇宙軍総司令官のスロビキン上級大将を任命した。 セルゲイ・スロビキン上級大将は地上軍（陸軍）出身で、2017年11月からロシア連邦軍の航空宇宙軍総司令官を務めており、軍内でも「アルマゲドン（ヨハネ黙示録による終末戦争）将軍」と呼ばれている超強硬派の人物であり、プーチン大統領の強い意向による人事と見られる。 2020年6月24日、ロシアのモスクワで、第二次世界大戦の勝利から75周年を記念する軍事パレード。戦略爆撃機ツポレフTu-95MSが赤の広場上を編隊飛行する(写真：Nina Zotina - Host Photo Agency via Getty Images) ロシアがウクライナに侵攻したこの「特別軍事作戦」については、その当初

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“問題は、ここへ来て「なぜ航空宇宙軍の総司令官が統合司令官に任命されたのか？」ということである。”