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翻訳出版業界の「慣習」がヤバすぎる…『スティーブ・ジョブズ』の一流翻訳家が語る、誰も知らない「壮絶な仕事内容」(井口 耕二)
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翻訳出版業界の「慣習」がヤバすぎる…『スティーブ・ジョブズ』の一流翻訳家が語る、誰も知らない「壮絶な仕事内容」(井口 耕二)
小説家、漫画家、編集者、出版業界の「仕事の舞台裏」は数あれど、意外と知られていない出版翻訳者の仕... 小説家、漫画家、編集者、出版業界の「仕事の舞台裏」は数あれど、意外と知られていない出版翻訳者の仕事を大公開。『スティーブ・ジョブズ』の世界同時発売を手掛けた超売れっ子は、刊行までわずか4ヵ月という無理ゲーにどうこたえたのか?『「スティーブ・ジョブズ」翻訳者の仕事部屋』(井口耕二著)から内容を抜粋してお届けする。 『「スティーブ・ジョブズ」翻訳者の仕事部屋』連載第2回 『「この本だけは絶対に訳したい」...「スティーブ・ジョブズならこの人」な翻訳者を釘付けにした伝説の本』より続く 翻訳書出版は巨額オークションから 翻訳書を出すには、まず、翻訳の版権を取らなければなりません。日本語に訳して出版する権利を買うのです。具体的には、「いつ出すのか、どういう形態で出すのか(紙の本が基本ですが、電子書籍やオーディオブックなどはどうするのか、また、マンガなどにも展開するのか)、著者にいくら払うのか」などを