だから「石丸伸二と斎藤元彦」はこの世に生まれてしまった…「SNS選挙」の深い闇と「選挙ビジネス」への対応策、元特捜検事・郷原信郎弁護士が斬る @gendai_biz

だから「石丸伸二と斎藤元彦」はこの世に生まれてしまった…「SNS選挙」の深い闇と「選挙ビジネス」への対応策、元特捜検事・郷原信郎弁護士が斬る 近年、SNSの普及は選挙運動のあり方を一変させるとともに、ネット上の誹謗中傷という深刻な問題も生み出している。SNS選挙の問題と課題とは。ジャーナリスト・横田由美子が、元特捜検事の郷原信郎弁護士に聞いた――。 「石丸伸二」は「ネットメディア型の劇場型政治家」横田：これから東京都議会議員選挙や参議院選挙が行われますが、最近の選挙を見ていると、SNSの使い方がエスカレートしているように感じます。昨年7月の東京都知事選における石丸伸二氏の大躍進、昨年11月の兵庫県知事選における斎藤元彦氏の当選など、SNSの活用が選挙の結果に大きな影響を与えている一方で、公選法違反の捜査対象となる事例も相次いでいます。 郷原：昨年11月の兵庫県知事選をめぐり、斎藤氏が当選し