人格を壊して遊ぶ…日本で「いじめ自殺」がなくならない根深い構造（内藤 朝雄） | 現代ビジネス | 講談社（1/6）

なぜ「いじめ自殺」が後を絶たないのか？ 「教育」なら何でも許されていいのか？ 大反響となった「いじめ自殺を隠蔽するとき、教育者が必ず口にする『異常な論理』」につづき、茨城県取手市・中3女子自殺事件の核心に迫る。 「いじめ殺す」とは何か？ 茨城県取手市・中3女子自殺事件のように、子どもが自殺に追い込まれ、いじめ殺されてしまうのは、逃げられず対人距離を調節できない閉鎖環境の効果が大きく関与している。 このような有害作用から子どもたちを守るために、閉鎖空間に閉じこめ強制的にベタベタさせる現行学校制度を見直すことを、公論の主題にしならなければならないのではないか。 ここでは、中島菜保子さんが学校のグループ（教員が含まれる可能性もある）によっていじめ殺された経緯から、閉ざされた集団生活のなかで、加害者がどこまでも加害を続け、被害者が内側から破壊されるしくみを考える。そして、国や自治体の「閉鎖空間設定

[sky-y]

“閉ざされた集団生活のなかで、加害者がどこまでも加害を続け、被害者が内側から破壊されるしくみ” これは道徳の問題ではなく、構造の問題。物理的・社会的にそう設計したら、誰でも加害者や被害者になりうる。

[kmiura]

中学ではホームルームは毎日1時間だけ、あとはバラバラに授業をいろいろな生徒の組み合わせでやるようにしたらちょっとはよくなるんじゃないか。

[tGsQqV]

四六時中同じ顔ぶればかりで過ごして逃げ場がないのはつらい。

[miyagikenjin]

"学校や教委は、生徒を外部社会の力に触れさせたくない。彼らを＜自分たち教育のもの＞にしておきたい。"→日本の医者が「学校で性教育を」と主張するが、学校や教委の現状では男女問わず多くの性被害者犠牲者が出る

[paravola]

日本の中学校のクラスは、共に生きることを無理強いするための生活学級だ。学校は勉強するためにいくところだ、と感じている生徒はほとんどいない。それを個人で拒むことは許されない

[seven_cz]

日本の学校の構造がいじめから逃げづらく早急な改善が望まれることには大いに首肯。ただし、日本と異なる運営の海外の教育現場でもいじめ自殺は発生するので、日本型を脱することだけを目的化しないでほしい。

[Orange-tree]

自尊心を保とうと必死に平静を装う。でも内心大人に気づいて欲しい。しかし学校の大人はその装った平静の奥にある黒いものに白い言葉を被せてグレーにする。何も見えなかった何も起きていないと。

[umi1334]

ABC子も自殺すれば満員電車が多少は空く

[arajin]

「だが、日本の特殊な学級制度は、閉鎖空間に囲い込んで強制的にベタベタさせるよう、考え抜かれて設計されている。人間を個の人から群れの人へと内から変化させるのが、中学校の本当の目標である。」

[chirasinouramemo]

ヒトは本能的に群れるからな。徹底的に管理して、児童生徒間の関わりを禁止して、純粋に学習するための場にした方がよいのではなかろうか。

[corydalis]

戦時中よりひどいというのはそうかもしれない。戦時中は国家や教員が抑圧の主体だったが、今や子ども自体が抑圧の主体。自民盗が教員を抑圧して指導力を減じた成果が結実なのだが、教員もまたその一部なので難しい。