ドイツの公務員はなぜ「普段着」で仕事をするのか？日本人とは異なる「ファッション観」（キューリング 恵美子） @moneygendai

“EUのリーダー”としてヨーロッパを代表する大国であるドイツ。自動車や医薬品、環境技術などの分野で世界的なムーブメントの最先端を走っている一方で、伝統や歴史を重んじるその国民性には、しばしば「質実剛健」という形容詞が冠せられる。 強くて、飾り気がなく、ブレない――。ドイツ在住20年を超えるライフアドバイザーのキューリング恵美子氏によれば、そんな「自分軸」を持つドイツ人を支えているキーワードの一つが「自己肯定感」だという。 話題の近著『ドイツ人はなぜ「自己肯定感」が高いのか』では、日常生活から見えてきたドイツ流の生き方・仕事術・教育法などを解説しているが、自分に自信を持ち、ブレることがないドイツ人の「ファッション」に関するエピソードも興味深い。 “ストレスフリー”な生き方を実践する人々は、自分のファッションが他人の目にどう映るかより、まずは「着心地」と「機能性」を重視しているという。 「自分