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デモンパラサイト 『それぞれの始まり、夏の終わり』8 - /masa漫遊記〜TRPGもあるよ
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デモンパラサイト 『それぞれの始まり、夏の終わり』8 - /masa漫遊記〜TRPGもあるよ
放課後、正人は白石の車で上田モータースに帰ってきた。 白石が同行したのは、正人の大友学園編入を勝美... 放課後、正人は白石の車で上田モータースに帰ってきた。 白石が同行したのは、正人の大友学園編入を勝美に伝えるためだ。 もちろん、勝美は驚いた。 そして、慌てて油まみれの作業着から着替え、白石にお茶を持ってくる。 「あっ、お茶菓子もいる……じゃない、いりますね。すぐお持ちしますねっ」 「いえいえ、お母さん、お気遣いなさらずに」 「いーえー、こちらこそ気が利かないで」 おほほほ、と似合わない笑い方をしながら、勝美は調理場へと消えた。 白石は上田モータースの作業場と住居の境目に腰掛け、正人はそのすぐ横のガラス戸にもたれかかっていた。 「……なかなか感じのいいお母様だね、今時素晴らしい方だ」 「ガサツなのが玉に傷だけどな」 人目があった時とは一転して、白石の眼にはあの時と同じ、底冷えするほどの冷気が伴なっていた。 が、そんな視線を向けられてなお、正人の態度は変わらない。 白石は内心、今の正人の心情を