これが実話だなんて！『大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件』 - HONZ

ロンドンの王立学院に通う20歳の音大生が、あの大英自然史博物館から、死んだ鳥の羽を盗んだ――なぜ、前途有望な若者が300羽近い鳥の美しい羽根を？ 世にも不可思議な盗難事件の顛末を追った犯罪ルポ。ページをめくる手が止まらない、思いがけない快作登場！ 世界でも有数の音楽院にアメリカから入学したフルート奏者。裕福で、整った品のいい顔立ちの20歳の青年。その青年が、世界に冠たる大英自然史博物館の分館に、夜間に忍び込み、約300羽分の鳥の羽を盗んでスーツケースに詰め込み、誰に追われることもなく電車に乗って帰宅した。 これが事件の顛末だ。 ニューヨーク、マンハッタンから、10歳の頃、北方200キロの街に移り住んだエドウィン・リストは、家の中で勉強したりフルートを演奏したり、弟と遊んだりするのが好きだった。両親はアイビーリーグ大卒で、フリーランスで執筆業に携わり、子供たちに自宅教育（ホームスクーリング、

[timetrain]

お、面白そう・・。美術と知恵と収蔵と、とにかくいろんなハイレベルな世界が混ざりあってすごそう

[deadwoodman]

“博物館の意義、進化論の発見、動物学、愛好家がネットでつながる地下世界。そして人の良心とはなにか。”

[rosaline]

くぅ、面白そう

[mcgomez]

"なぜ博物館は同じ鳥類種の標本をいくつもお金をかけて収蔵しているのか"卵を年代ごとに比較することで、DDTの農薬散布以来卵の殻が薄くなり、鳥の繁殖が危機に陥っていることが科学的にわかり、DDTは使用禁止となった"