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イタセンパラ - Wikipedia
イタセンパラ(板鮮腹、Acheilognathus longipinnis)は、コイ科のタナゴ亜科タナゴ属に分類される淡水... イタセンパラ(板鮮腹、Acheilognathus longipinnis)は、コイ科のタナゴ亜科タナゴ属に分類される淡水魚の一種。別名はビワタナゴ(琵琶鱮、琵琶鰱)。 分布[編集] 日本固有種。淀川水系・富山平野・濃尾平野の3か所に分布するが[3]、それぞれ生息地は限定的で個体数も減少しており絶滅が危惧されている(後述)。日本海側を含むそれぞれ離れた地域に限局して生息するという特異な分布状況は生物地理学的見地からも貴重である[4]。DNA解析とマイクロサテライト分析により、各地域個体群はそれぞれ固有の遺伝的組成をもつことが判明している[5][6]。 かつては琵琶湖の内湖[注釈 1]や巨椋池に多く生息したが、いずれも戦前までに絶滅した。1941年に干拓で消滅した巨椋池の名残と考えられる京都競馬場内の池が京都府により1999年に生態調査されたが本種は確認されなかった[7]。ビワタナゴの別名は