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世界の人たちから見た尖閣諸島問題 同盟国・米国ですら日本には甘くない | JBpress (ジェイビープレス)
ただ諸外国の関係者は、すでに日本が尖閣諸島の領有を主張している事実をよく知る。同時に、中国側が「... ただ諸外国の関係者は、すでに日本が尖閣諸島の領有を主張している事実をよく知る。同時に、中国側が「釣魚島に対する主権は弁駁を許さない」(北京週報)と記す通り、同じように領有を主張していることも熟知する。 米国政府は1996年以降、「尖閣諸島で日中のいずれの立場も支持しない」との立場を崩していない。先日、来日したレオン・パネッタ国防長官も同じ内容の発言を繰り返した。 ただ、中国との有事が起きた時、日米安全保障条約第5条(米国の対日防衛義務)が適用されて、「条約の義務を遂行する立場は変わってない」とも述べ、交戦した場合は日本側に回ることを示唆している。 筆者の周囲にいるヨーロッパからの特派員数人に話を聞くと、尖閣問題では中立的な意見を述べる者が多い。ドイツの大手経済紙の記者は、 「歴史的な背景を探ると、日中両国はほとんど水掛け論を展開しています。ですから、どちらの国が『先占の要件』を満たしている
2012/09/28 リンク