エントリーの編集

エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています

- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
異世界戦国のヴォーバン 坂上の伏せ撃ち - 異世界戦国のヴォーバン 現代の城郭知識で攻城戦無双(真名千) - カクヨム
「敵将は次郎五郎(じろうごろう)殿か……」 味方からの書状を読んだ釉姫のつぶやきに家臣たちの空気がピ... 「敵将は次郎五郎(じろうごろう)殿か……」 味方からの書状を読んだ釉姫のつぶやきに家臣たちの空気がピリッと緊張した。荒野次郎五郎は釉姫の婚約者であった人物だ。婿入りを名目に川梅城に敵兵を連れ込み、落城させた「川梅崩れ」の原因を作った人物だった。 いまだに荒野家に抵抗を続けている川梅家の人間で彼を恨んでいない人間はまずいない。元婚約者は数少ない例外で(やむをえないことだったのだろう。わらわもお家のためと言われたら……)と思っていないではないが、味方の士気を下げるわけにもいかないので、敵に対して同情的なことなど口にしない。 「囮としては適任じゃな」 敵愾心を燃やす家臣たちを睥睨(へいげい)して戦姫は吐き捨てた。敵将に殺意を掻き立てられすぎて平常心を失ってしまえば敗北に繋がりかねない。そういう効果が期待できるからこそ、あえて荒野雨熾(あらやあまおき)は次郎五郎を別働隊の将に立てたとも考えられる。
2025/05/03 リンク