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(前回の記事へ) DAY 14 涙の訴え 朝一番の巡回で、看護師さんが「気分はどう?」と聞いた時、待って... (前回の記事へ) DAY 14 涙の訴え 朝一番の巡回で、看護師さんが「気分はどう?」と聞いた時、待ってましたとばかりに「もうダメです」と答えた。看護師さんはびっくりしたような表情で、たった今、ノートパソコンに打ち込んだ、体温と血圧と脈拍のデータに視線を戻し、そして不思議そうに「え、そうなの?」と言った。 「ゆうべは眠ることができなかったです。腹がたって仕方が無いんです」と、一気に吐き出した。「ここまで深刻な状況になってしまったことが、悔しいんです。私、悪いことなんてしてないのに……」 静かに聞いてくれていた看護師さんは、とうとう口を開き、「わかるよ。体だけじゃなくて、心だってしんどいよね」と慰めてくれた。そうなんです、その通りなんですと、私は涙ぐみながら訴えた。 看護師さんが去ってしばらくすると、主治医がやってきた。 「調子がよくないんですってね。わかりますよ、びっくりしちゃいましたよね
2018/03/20 リンク