年の頃、五十路に近き「老僧」 ～「青頭巾」（『雨月物語』より）その２～ - うきよのおはなし～江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ～

「青頭巾」［『雨月物語』より］の続きだよ！ 快庵禅師はバールのようなもので殴られちゃうのかな？ ※この記事では、霞亭文庫の画像を適宜改変して利用しています。 霞亭文庫書誌詳細 ※画像はクリックすると拡大します。 【くずし字クイズの答え】 年紀（としのころ）五旬（いそじ）にちかき老僧の。 【原文】 取りて走り出で、外（と）の方を見るに、年（とし）の紀［頃］（ころ）五旬［五十路］（いそじ）に近き老僧の、頭（かしら）に紺染（あをぞめ）の巾を被（かづ）き、身に墨衣（すみごろも）の破（やれ）たるを穿［着］（き）て、裏［包］（つゝ）ミたる物を背（せ）に負ひたるが、杖（つゑ）を持て差し招き、 「壇蜜壇越（だんゑつ）［僧が一般人を指して言う言葉］何事にてかばかり備（そな）へ給ふや。 遍参（へんさん）の僧、今夜ばかりの宿を借り奉らんとて、こゝに人を待ちしに、思ひきや、かく異［怪］（あや）しめられんとは。 痩

[pintole-minog3170]

昭和7年東北地方の飢饉に題を求めた「飢餓地帯を歩く」というルポルタージュに、奥から五十くらいの老婆が出てきてという一節があった。

[keiko-blog]

思い出しました！『雨月物語』なんか色っぽいお話だったような…。今も昔も殿方は若い女子に弱いのですね。

[harienikki]

はーい🙋‍♀️私、老婆です❣️

[mojinosuke]

「お・も・て・な・し」が怖いです。

[bob0524]

40代で老人。そう思えばたいていのことは許せる。

[tukkoman]

３つ目も殴られてください(笑)

[ColdSnap]

英語の方が易しい。

[munazouchan48]

ふむふむ・・同世代だけどコレは「老いらくの恋」ってやつですかねえ・・なんせお相手は美少年ときたらそりゃあ激しそうですわい！ジュルルルルッ！しっかし「バールのようなもの」よほど気に入ったご様子で (ﾟ∀ﾟ)

[kapibara5168]

今までの浦島さんや舌切り雀とまた違ってキッチリ書かれた感じですねぇ。ちょっと読めないところがあるんですが、意味合いとしては「可愛い子にもうメロメロじゃあ(ﾉД`)」（超訳）ってトコロでしょうか？

[mashley_slt]

そうか、昔は60代ぐらいで亡くなってましたからね。50代はご老人なんですね。そう考えるとだいぶ寿命が伸びたなあと感じます。いつもながらざっくり訳が最高すぎます！

[happy-ok3]

こんばんは。確かに＞「アラフィフはもう老人」昔はそうですね。続きが楽しみです。したきりスズメのじじとばばは、40代位だったかもしれませんね。今日も有難うございます。

[toikimi]

えっ、壇蜜？壇越？　そういえば檀家といいますよね。希有の物語、ますます楽しみです♪

[kanahiro9-22_22-8-8]

アラフィフが老人扱いとは(笑)昔はどれほど平均寿命が短かったのか！！(笑)(^_^.)三つ目く～んネタがないから寝てるな～！！

[centeroftheearth]

世にも奇妙な物語。暑い夏に、とてもぴったりですねー。

[bi1dama]

「かのわらわがかたちみやびやかなるをふかくめでさせたまふを」ですか？(*_*) 頂いたヒントを頼りにやってみました …… ゼェゼェ ……。 もう先が読めません。怖いんだか (//_//) 怪しいのだか〜