山下 ～『金草鞋』初編下巻～ - うきよのおはなし～江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ～

※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 国立国会図書館デジタルコレクション 国立国会図書館デジタルコレクション ※損傷個所は可能な限り修正しています。 【原文】 下の巻 山下 弁天を出て、山下に掛かりければ、此処《こゝ》にハ芝居、軽業《かるわざ》、浮世物真似《うきよものまね》、色／＼の見世物有れば、群衆《くんじゆ》の中、押し分けて行《ゆ》くに、豆蔵《まめぞう》、抜き身を呑むを見て、二人ハ肝を潰し、 「アレ／＼、見なさろ。 抜き身さあ、くん呑むそふだア。 あれさあ呑んだら打つ死《ち》ぬべいに、放題も無い人《ふと》だア、もし」 案内 「抜き身どころか、江戸にハ家蔵ハ疎《おろ》か、地面抱へ、屋敷までも皆呑んでしまう人ハ、幾《いく》らも有る」 延高《のびたか》 「飛んだァ事を言ひ召さらァ。 そんなァ者《もん》が有んとして、くん呑まれべい。 今にあの人《

[Kitajskaya]

この作品は江戸庶民の風俗の描写が描かれており、貴重な資料ではないかと思います。見世物小屋で武士と町人が仲良く見物している姿は士農工商の身分制度が厳しかった現在の歴史観に一席を投じるのかと思います。

[urimasaru]

飲んだように見せかけるのが上手なのですかね(*'ω'*)✨✨　錯覚を利用しているのかしら💦　三つ目殿、ちょっと刀身を飲んでみてください(●´ω｀●)✨

[kapibara5168]

刀を飲む芸はこんな昔から、しかも日本でもあったんだ！種あかししてくれているけど現代のコレ系マジックも股ぐらに隠してるのかしらん。嘘ぴょ〜ん、の「嘘の皮」って、口上として語呂と響きがいいですね。

[bob0524]

桜が咲いたら上野に行こうと思いました。昔も今も変わらないものを見つけるために。

[tukkoman]

もう頭が光っているのは周りだけじゃなくて中身もツルツルで光っていそうですけどね(笑)

[toikimi]

挿絵の見物人の表情や仕草がいいですね。武士の人とか、知り合いにいそうな感じ(笑)。

[sg8yktrt]

江戸時代にタイムスリップして見てみたいくらい楽しそうです。武士と町人が一緒に大道芸を見ているって、なんか江戸時代はおもしろいですね。

[mkonohazuku]

「江戸名所図会」にも「まめ蔵」って書いてありますね。賑わっていて楽しそうです😊

[kaedeya]

絵の中の見物人が棒人間。昔からこういう表現があったのだなあ。

[hukunekox]

江戸時代のお店の建ちかた面白いですね😊江戸時代の生活見てみたいです😊✨

[santa-baking]

刀を飲み込んでいる人、見たところ、股に隠すまでも大変そうなのですが・・・。上半身にほとんど着ているものがありませんから。(。´･ω･)?

[harienikki]

どこの山下かと思えば上野寛永寺の山下でしたか。昔も繁華街だったようですが，今も繁華街ですが、見事に変貌していますね！(^O^)