衆院予算委：審議急ぐ与党 首相は挑発反論も | 毎日新聞

衆院予算委員会で民主・山尾志桜里氏の質問に答える安倍晋三首相＝国会内で２０１６年１月１３日午前１０時１８分、藤井太郎撮影 衆院予算委員会は１３日に２０１５年度補正予算案を可決し、論戦序盤の一つの山場を越した。与党が委員長職権で締めくくり質疑に踏み切ったため、民主、維新両党などは審議が不十分だとして強く反発。参院選をにらみ、国会は冒頭から荒れ模様が続くが、高支持率を維持する安倍晋三首相は強気の姿勢を崩していない。 「最後まで逃げて逃げて逃げて答弁を避け続けている」。民主党の福島伸享氏は採決前の討論で、首相の姿勢をこう批判した。 野党が憲法に基づき召集を要求した臨時国会が開かれず、約３カ月ぶりの国会論戦。首相が掲げる「１億総活躍社会」、大筋合意した環太平洋パートナーシップ協定（ＴＰＰ）などを追及する構えだったが、審議は今のところ与党ペースだ。

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「枝葉末節な議論だ」たしかに枝葉末節だ。問題は首相が「労働力の価値分割」という資本主義の大問題を理解していないことの方にある（笑）　そりゃ賃金も上がらないはずだ。