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社説:障害者施設襲撃 痛ましさに言葉を失う - 毎日新聞
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社説:障害者施設襲撃 痛ましさに言葉を失う - 毎日新聞
相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で働いていた26歳の元職員の男が夜中に施設を襲撃し、... 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で働いていた26歳の元職員の男が夜中に施設を襲撃し、ナイフで入所者を次々と刺し、19人が死亡し、26人が重軽傷を負った。 刃物による殺傷事件の犠牲者数では戦後最悪だ。 数十分の間に多くの人が被害に遭った。無差別だったとみられる。被害者は重度の障害を抱え介護が必要な人たちだ。夜間でもあり無防備、無抵抗だっただろう。あまりに残忍で冷酷というほかない。 被害者の感じた恐ろしさ、突然命を絶たれた無念さを察すると、痛ましさに言葉を失う。 男は自ら警察に出頭し、逮捕された。「障害者がいなくなればいいと思った」と供述しているという。 同園は神奈川県が設置し、社会福祉法人「かながわ共同会」が運営している。知的障害者ら149人が入所していた。 男はハンマーでガラスを割って侵入したようだ。事件当時、夜勤職員8人と当直の非常勤警備員がいた。居室は原則無施錠だったという