女児焼死：再審無罪の母親、ホンダを提訴 大阪地裁 | 毎日新聞

大阪市東住吉区で１９９５年、小学６年の女児（当時１１歳）が焼死した民家火災で殺人罪などに問われ、再審で無罪が確定した母親の青木恵子さん（５３）は３０日、火災は車のガソリン漏れが原因だったとして、自動車メーカー、本田技研工業（ホンダ、本社・東京都港区）に約５２００万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。 火災は、青木さん宅の車庫に止めてあったホンダ製の軽ワゴン車、アクティ付近から出火し、長女めぐみさんが亡くなった。青木さんと内縁の夫だった男性（５１）を再審無罪とした大阪地裁判決（昨年８月）は、出火原因について「車のガソリン漏れによる自然発火の可能性が合理的だ」との判断を示した。

[photokuri]

刑事裁判では合理的疑いがある時は被告人に有利にが原則で無罪でも、民事裁判では刑事で無罪だから私の責任では無いから賠償しろと言う理屈は通らないし、下手をすると逆に賠償責任を負うかもしれない。