「表現の不自由」考：「心は大日本帝国」政治家たちの危険 戦史研究家・山崎雅弘さん | 毎日新聞

国際芸術祭「あいちトリエンナーレ２０１９」で従軍慰安婦をモチーフにした「平和の少女像」などを展示した企画展「表現の不自由・その後」が中止に追い込まれた。ネットでの炎上、事務局への脅迫や政治家の介入――大勢に逆らうような表現は許されない「不自由」な社会になってしまったのか。そもそも「表現の自由」とは何なのか。さまざまな立場の人と考えるインタビュー記事と関連記事を収録する。

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“彼らは大日本帝国が行った人権侵害が議論の俎上に上ると、自身の名誉が傷つけられたように感じ、感情的に反発するのです。彼らは、大日本帝国と自分のアイデンティティーを結びつけて思考しています。”

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「市長は南京大虐殺について否定的な発言を繰り返しています」「今回の中止要請は、こうした大日本帝国時代の日本軍を擁護したいという彼自身の歴史認識に基づく行為」

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彼らは「遠近を抱えて」で「自画像的作品に昭和天皇の写真が多数コラージュされていることの意味」を知るべきだな。私も相当左寄りなはずだが、昭和天皇という存在から自由ではない。