地域ケア変えうる「看仏連携」 寺院と医療関係者らトーク 大阪 | 毎日新聞

寺院を地域のケア拠点とする可能性についてグループに分かれて語り合う参加者ら＝大阪市天王寺区の大蓮寺で、花澤茂人撮影 仏教寺院と地域ケアの関わりを考えるトークイベント「看仏（かんぶつ）連携」が１月１８日、大阪市天王寺区の浄土宗・大蓮寺で開かれた。医療や福祉の現場で活動する僧侶や看護師らが、新たな地域ネットワーク構築の可能性について語り合った。 寺院の数はコンビニエンスストアより多いとされるが、都市化や地方の過疎化に伴い減少傾向。一方で、東日本大震災を機にその社会資源としての側面も注目されている。 イベント冒頭、大蓮寺の秋田光彦住職が「地域包括ケアシステムの構築が目指されているが理想にはまだ遠い。そんな中でお寺に何ができるか」と問題提起。寺院ならではの価値について、孤立しがちな介護者らが語り合う「介護者カフェ」を寺院で取り組む浄土宗総合研究所の東海林良昌・研究員は「お寺だから話せたという方もい

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“寺院の数はコンビニエンスストアより多いとされるが、都市化や地方の過疎化に伴い減少傾向。一方で、東日本大震災を機にその社会資源としての側面も注目されている”