学内栽培ブドウでワイン 千葉商科大生「努力実った」 台風、獣害乗り越え すっきりした味わい ／千葉 | 毎日新聞

千葉商科大（市川市）は、キャンパス内で学生が栽培したブドウを使って醸造したワインを販売している。ワイン造りのプロジェクト立ち上げから4年。台風や獣害といった苦難を乗り越え、初収穫したブドウで完成にこぎ着けた。「努力が実った。すっきりとした味わいを楽しんで」と学生も一押しだ。 プロジェクトは2019年1月に始まった。大学構内の使われていない約565平方メートルの敷地を耕し、ブドウの苗木を植えた。学食で出た野菜のくずやコーヒーの残りかすを肥料に活用した。 大学職員の紹介で知り合った山梨・勝沼の老舗ワイナリー「白百合醸造」の担当者から助言も受け、21年秋には250房が実った。だが、収穫直前に台風に見舞われ、ハクビシンに食べられる被害にも遭い、収穫はゼロに。

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