世界遺産・白神山地の「核心地域」 なぜ秋田側だけ入山禁止? | 毎日新聞

世界遺産の白神山地核心地域への入山問題について講演するフリージャーナリスト、佐藤昌明さん＝秋田県能代市で 秋田、青森両県に連なり、世界有数とされるブナの原生林が広がる白神山地は今年12月、世界自然遺産としての登録から30年の節目を迎える。その「核心地域」への入山については、青森県側では「届け出制」で認めているのに対し、秋田県側は「原則禁止」となっている。フリージャーナリストで白神逍遥（しょうよう）の会代表、佐藤昌明さん（67）は秋田側の対応に異論を唱え、「山を開放してみんなで育て、守っていくべきだ」と主張。「ガイド付き届け出制による入山」を提案する。白神山地に入山する意義などを聞いた。【聞き手・田村彦志】 ――佐藤さんは河北新報社（仙台市）の元記者で、長らく白神山地の取材をしてきた。

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「可能・禁止」の二択で禁止になってるのだが、「ガイド付き許可」という三つめがあるんじゃないかって話だった。