首相、内閣改造明言なく外遊へ 自民やきもき、党幹部はあきれ顔 | 毎日新聞

インドネシアへの出発前に記者団の取材に応じる岸田文雄首相＝首相官邸で2023年9月5日午後0時17分、竹内幹撮影 岸田文雄首相（自民党総裁）は5日、月内に行う見通しの内閣改造・党役員人事について、具体的な時期を明言しないままインドネシア、インドを歴訪する外遊に出発した。11日朝に帰国する予定で、人事は早ければ11～13日に実施される見通しだが、首相の判断次第では25日以降となる可能性も残る。ぎりぎりまで定まらない日程に気をもむ与党議員も増えている。 「9月は外遊が多くなり、いろいろと日程が窮屈になるが、引き続き政権運営に協力をお願いする」 首相は5日午前の党役員会でこう述べ、人事に言及することはなかった。その後、首相官邸で記者団に「人事は適材適所に尽きる。タイミングについてはまだ決まっておりません」と述べると、東南アジア諸国連合（ASEAN）関連首脳会議が開かれるインドネシアに出発した。

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「政治的スケジュールをちゃんと考えているのか」アベ以降の総理がスケジュールを考えて行動した記憶が全くない。