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生活保護受ける前に、困窮者相談窓口 大阪市が伴走支援 | 毎日新聞
ミキエさん(手前)と談笑する小林邦子さん(左)と藤原健二郎さん=大阪市西成区で2023年9月22日午前10... ミキエさん(手前)と談笑する小林邦子さん(左)と藤原健二郎さん=大阪市西成区で2023年9月22日午前10時5分、塩路佳子撮影 失業、病気、家族の離散――。生活が立ち行かなくなるきっかけは、誰にとっても身近にある。記録的な物価高も暮らしを直撃する。今の社会で人が人らしく生きる最後のとりでは生活保護だ。財源が逼迫(ひっぱく)する中、受給前から困窮者を支えることはできないか。生活保護の受給者が政令市で全国最多。保護率も全国平均1・62%を大きく上回る4・74%の大阪市で、支援の枠組みが広がる。 「オープンな駆け込み寺」救いに 「パニック障害を起こして出社できなくなり、社宅を追い出された」。大阪市西成区の相談窓口に、女性として生きるトランスジェンダーのミキエさん(64)=仮名=が駆け込んだ。元々は男性として得意の英語を生かし、貿易関係の仕事に就いていた。しかしアルコール依存症になって妻子と別居。
2023/12/21 リンク