特集ワイド：自民・裏金疑惑に捜査のメス なるか「令和のリクルート事件」 岸田内閣瓦解の引き金か | 毎日新聞

家宅捜索を行い、清和政策研究会（安倍派）の事務所があるビルから出る東京地検特捜部の車＝東京都千代田区で2023年12月19日午後2時54分、藤井達也撮影 果たして、歴史は繰り返されるのだろうか。「令和のリクルート事件」とささやかれる自民党の派閥の政治資金パーティー収入を巡る裏金疑惑の強制捜査が始まった。リクルート事件では当時の竹下登首相が責任を取る形で辞任した。この裏金問題、岸田文雄内閣の瓦解（がかい）の引き金になるとの見方もある。 「来年度予算案が通ったら、辞めますというのはありだ」。まず岸田首相の退陣を公然と口にしたのは、報道機関の世論調査では「ポスト岸田」の常連、石破茂元党幹事長である。11日のテレビ番組で、来年3月末以降の内閣総辞職の可能性を語った。リクルート事件では、1989年4月に竹下内閣が退陣表明に追い込まれたことが思い起こされる。 確かに内閣支持率を見ると、今回の「政治とカ

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リクルート事件の結果生まれたのが「政治資金パーティー」らしいしな。