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災害ごみ244万トン、途方に暮れる被災地 「手がつけられない」 | 毎日新聞
「どこから手をつければいいのか」。能登半島地震の被災地では、崩れた家のがれきや塀のほか家具、家電... 「どこから手をつければいいのか」。能登半島地震の被災地では、崩れた家のがれきや塀のほか家具、家電などの多くが地震発生以降そのままになっている。石川県は6日、県全体で災害廃棄物が推計244万トン、被害甚大な奥能登の4市町では推計151万トンで年間ごみ発生量の59年分にも及ぶと明らかにした。被災者は街を覆うがれきを前に途方に暮れている。 輪島市鳳至(ふげし)町の女性(68)は2階建て住宅の基礎が壊れるなどして住めなくなった。家族6人は親戚宅などに分かれて避難しており、日中は戻って割れたガラスなどを片づけている。「家族だけでは限界がある。ボランティアに来てもらえたら助かるが……」。近くの80代女性は「冷蔵庫などの家電は家の下敷きで取り出せない。家を解体する時に重機で持って行ってもらうしかない」と話した。
2024/02/07 リンク