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「いくらでも借金できる?」現代貨幣理論=MMTの真相 | 経済記者「一線リポート」 | 赤間清広 | 毎日新聞「経済プレミア」
現代貨幣理論(MMT)を考える(2) 現代貨幣理論(MMT)は米ニューヨーク州立大のステファニー・ケルト... 現代貨幣理論(MMT)を考える(2) 現代貨幣理論(MMT)は米ニューヨーク州立大のステファニー・ケルトン教授らが提唱した考え方で、「自国通貨建てで借金できる国は、過度のインフレ(物価上昇)にならない限り、どれだけ借金が膨れ上がっても問題ない」という考えだ。 これに対し、世界の主要な財政・金融当局者は総じて否定的な見解を表明している。 「MMTは間違っている。既にいくつもの新興国が経験したようにハイパーインフレを引き起こす」(サマーズ元米財務長官) 「MMTは万能薬ではない。魅力的な理論ではあるが、実際に金利上昇が始まれば財政破綻のわなにはまる」(ラガルド・前国際通貨基金専務理事) 本当に「いくらでも国債を発行できる」のであれば、国民は税金を支払う必要すらないだろう。何の負担もなしに、サービスだけを受けられる夢のような社会が実現できるはずだ。 「デフレ脱却に有効」 政府が国債の増発を続けれ
2021/02/26 リンク