エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
ホルモン補充療法があれば大坂落城はまぬがれたか 淀の方の更年期障害 | 偉人たちの診察室 | 早川智 | 毎日新聞「医療プレミア」
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
ホルモン補充療法があれば大坂落城はまぬがれたか 淀の方の更年期障害 | 偉人たちの診察室 | 早川智 | 毎日新聞「医療プレミア」
女性幹部登用の意識が徐々にではあるが社会に広がり、政治経済のみならず我々の関わる医療やアカデミア... 女性幹部登用の意識が徐々にではあるが社会に広がり、政治経済のみならず我々の関わる医療やアカデミアの世界でも優秀な女性教授や部長、医長が増えてきたことは大変喜ばしい。ただ、こういった方々が責任ある地位に就く50歳前後は更年期障害の好発時期でもある。漢方の古典である「黄内経素問・上古天真論」に「女子七七(49歳)にて、任脈虚し、太衝脈衰少し、天癸竭し、地道不通」とあるが、閉経の時期は古代も現在も変わらないことがわかる。卵巣の内分泌機能の急激な低下は自律神経症状と精神神経症状をもたらす。組織のトップに立つ女性が更年期障害のためにディシジョンメーキング(意思決定)を誤るとその影響は大きい。歴史の上でその典型例は天下人、豊臣秀吉の側室であり二代秀頼の母、淀の方だろう。 二度「父」と死別する数奇な運命 淀の方(通称は淀君であるが、これは徳川家が天下を取った江戸時代の俗称で、あえて敵役をおとしめるため遊